日本経済新聞より

『政府は急激な円高の進行を受け、景気や雇用の悪化防止を軸とする総合対策を打ち出す。
 円高で採算が悪化する中小企業に対する低利融資の拡充や、国内で高付加価値製品を生産する企業への補助制度などを検討。産業空洞化を防ぎ、雇用創出を後押しする。
 新政権の発足後に具体策を詰め、第3次補正予算に関連経費を計上する方針だ。


 
 

 円相場が急激に変動する場合は再度の為替介入も検討する。
 19日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時1ドル=75円95銭に上昇し、史上最高値を更新した。政府・日銀は週明けの外国為替市場で円相場が一段と上昇する事態に備え、介入の準備に入った。

 円高対策では空洞化の防止などに加え、海外投資促進など円高のメリットを活用する施策も盛り込む。さらに円高局面が長引く事態に備え、日本経済の円高への耐久性を高める施策なども検討する見通しだ。
 政府は円高が進んだ昨年10月にも「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」をまとめている』

文責:永嶌和彦